農業農村整備農村施設

我が国の農業の生産性の向上と食料の安定供給力の確保を図るために農業生産基盤施設整備が進められきた。また、これまで整備されてきました農業水利施設も耐用年数を迎え更新する時期となっており、今後の既存施設の長寿命化とライフサイクルコストの低減を念頭にしたストックマネジメントの取組が実施されています。
農村施設分野ではこれらの社会的要請に基づき、農業生産基盤施設の調査・計画・設計から施設の機能診断調査を踏まえた機能保全計画・更新整備計画の策定まで一貫したサービスを提供しています。
また、近年の地球温暖化を踏まえた低炭素社会の実現、環境との調和への配慮、国土の保全等農業の有する多面的機能の実現も農業農村整備事業に求められており、当社においてもこれらの実現、具現化に積極的に取組み、我が国の農業・農村の維持・発展に貢献しております。

主な技術サービス

農業生産基盤施設の計画・設計

農業農村整備事業によって国民生活にとって最も基本的な条件である食料の安定供給を確保するための農業生産基盤施設整備が進められています。私たちは、用水路、排水路、揚水機場、排水機場、頭首工。調整水槽等の合理的で経済性に優れた計画・設計を行っています。

環境との調和に配慮した農業農村の整備

農業農村整備事業の実施に当たっては、環境との調和への配慮、国土の保全等の多面的機能の定量化、地球温暖化対策が求められています。私たちは、農業農村が有する多面的機能について、旅行費用法による水辺環境価値の算定、水田の有する気候緩和機能の定量的な評価を実施しています。また、地球温暖化対策の一環として、ダム、頭首工、機場、農道等を対象にLCA手法を用いて温室効果ガスの排出量の算定、削減対策の検討を行っています。さらに、小規模水力発電の可能性調査やそれらの実現性検討も実施しています。

農業水利施設のストックマネジメント

基幹的農業水利施設(約4万5千km)の適切な維持保全と次世代への継承のため、施設の長寿命化を図り、既存ストックの有効利用を実現することが課題となっています。私たちは、これらの農業水利施設を適正に管理・更新するための機能診断・評価を行い、機能保全計画(予防保全計画)の作成,更新の計画・設計等、ストックマネジメントを実施しています。

農業水利構造物の構造性能設計

「性能設計」は、国際規格(ISO2394)に基づき「信頼性設計法」が採用され、その設計手法としては、材料、部材、荷重等についてそれぞれ設定された「部分安全係数」を用いて、構造物が耐用期間中に各種の限界状態に至らないことを照査する設計法「限界状態設計法」が適用されます。私たちは、この「限界状態設計法」に基づき、(1)力学的安定性能、(2)使用性能、(3)剛体安定性能、(4)『耐久性能』について照査を行っています。

関連資料・技術資料

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