BUSINESS INTRODUCTION職種・分野紹介

上下水道

上下水道に関する調査・計画、
設計などの業務を行っています。

総合力を活かして上下水道の課題に対応

上下水道部は、上水道や下水道に関する調査・計画・設計などの業務を行っている部署です。下水道管渠や下水処理場、雨水を河川などに排水するポンプ場などの施設の設計のほか、近年重要性が増している浸水対策や耐震対策、老朽化対策などの計画策定・設計を行っています。
「計画・設計用の調査」「計画の策定」「計画に基づく施設の設計」「施設の建設工事」「施設の運用」が、上下水道事業の大まかな流れです。適切な計画・設計を行うために、測量調査や地質調査、河川や道路計画などの関連事業と連携し、会社の総合力を活かして事業に対応できることが当社の強みとなっています。

上下水道の専門家としてベストな提案を

上下水道分野の施設は、24時間365日インフラとしての役割を求められる一方、近年顕著になっている施設の老朽化や、浸水被害、大規模地震などに対しても事前の対策が求められます。また、より効果的に事業を実施するための計画策定や設計を行うことも重要です。著しく劣化が進む施設や耐震性などの基準を満たしていない施設、運用しながら改善していくことが困難な施設など、各自治体はさまざまな課題を抱えています。それらの課題に対応して設計を行うためには、多様な視点を持って幅広い情報を組み合わせ、最適な提案をする力が必要です。何事にも前向きな姿勢で興味を持ち、専門家としてベストな提案ができる人が活躍することができます。

staff

先輩社員からのメッセージ

MESSAGE

2014年入社

田中 竜樹Tanaka Tatsuki

上下水道部 上下水道第二課
構造設計工学専攻出身

地域の人々の生活に欠かせない、
処理場やポンプ場の設計を
行っています。

各分野と連携して設計を行います

私は主に、処理場やポンプ場に関する土木系の新設設計、機能や耐震性向上に向けた改築・更新設計などを担当しています。これらの施設は土木構造物だけでなく機械設備や電気設備などが機能することによって、初めてその効果を発揮するものです。そのため、施設の形状や適した設備、管理者の使いやすさ、経済性など、多様な視点を交えて設計を行っています。さまざまな職種が関わるため調整は大変ですが、各分野の担当者と連携しながら設計を進め、一つの形が出来上がっていくのは楽しいものです。たとえば今、私が設計したポンプ場の建設現場に足を運ぶと、自分が考えた施設が少しずつ出来上がっていく様子が分かり、とてもうれしい気持ちになります。このまま無事に建設工事が終わり、地域住民の方々の生活を支えてくれることを期待しています。

住民の暮らしに大きな影響を与える施設

私は学生時代、河川工学の先生の下で川の流れに関する研究をしていました。漠然と「水」に関わる仕事がしたいと考える中で知ったのが、当社です。私が携わっている下水道は、道路や橋梁、河川など他のインフラ施設のように目に見えるものではありません。しかし、浸水対策や生活環境の向上など、人々が生活していく上で欠かせない役割を担っています。一方で、雨水を排水する施設の不足や機能不全による浸水被害など、有事の際は住民の暮らしに大きな影響を与える施設です。影響が大きいからこそ、私たち設計コンサルタントの仕事の成果がその地域の豊かさにつながっていくと思います。これからも地域の人々の豊かな暮らしに貢献できるよう、全力で仕事に取り組んでいきます。