BUSINESS INTRODUCTION職種・分野紹介

空間デザイン

公園や街中のオープンスペース、緑道など、
公共の憩いの空間をデザインしています。

計画、設計、マネジメントなどを幅広く担う

主に公園や街中のオープンスペース、緑道などの計画・設計をする部門です。計画や設計のほかにも、公園ができた後の市民参画によるマネジメント方法の提案や、市町全体の公園施設の更新計画の策定、緑の基本計画の策定など幅広い業務があります。公園の計画の場合、計画地の課題を抽出し、それをふまえてコンセプトや公園の施設の配置を考えます。また、計画段階でワークショップを開催し、住民の方の意見を聞くこともあります。設計の場合、施工が行えるレベルの設計図面を作成し、細部の検討を行います。公園を作るにあたり開発許可などの申請が必要な場合は、関係者と調整を行うこともあります。計画、設計、マネジメントなどの業務を幅広く手がけていることが、日本工営都市空間の強みです。

長く大切に使われるものを作る喜び

この部門で当社が取り組んでいるのは、公園やオープンスペースなど公共の憩いの空間のデザインです。そのため、ランドスケープ分野の知識を持った人が多く活躍しています。土木の知識や植物の知識、公園の利活用やマネジメント知識などが役立つ仕事です。また、登録ランドスケープアーキテクトという資格があり、公園の設計に必要な技能の保有を示す制度もあります。社会に求められているインフラ(公共施設)を設計し、その結果生まれたものが多くの人が使用されるため、社会貢献を実感しやすい分野です。変化のスピードが速い社会の中で、長く大切に使ってもらえるものを作るやりがいがあります。

staff

先輩社員からのメッセージ

MESSAGE

2020年入社

大城 真伍Oshiro Shingo

空間デザイン部 開発設計課
工学部 環境建設工学科出身

自分の設計した成果が形になり、
まちの人に利用していただけるやりがい。

地元の沖縄で実績のある当社を志望

私は学生時代に土地区画整理事業に興味を持ち、地元の沖縄で多くの実績があった日本工営都市空間を志望しました。土地区画整理事業において設計事業に携わりたいと思い、私が希望したのが、開発設計課への配属です。実際に希望していた通りの業務に携わることができ、やりがいを感じています。
開発設計課の中で私が担当しているのは、国際的プロジェクトや新設予定の鉄道変電所の造成設計です。造成後の建物建設時期は明確に決まっているため設計期間のスケジュールはタイトですが、各部門の担当者と協力して業務をやり遂げた時は大きな達成感があります。

施工されてはじめてまちの一部になる

仕事における私のモットーは、技術者として自分の意見を持つことです。まだ知識不足な面もあり、上司に判断をゆだねる場面もありますが、ただ相談するのではなく自分自身の考えを上司に伝えることを大切にしています。
開発設計課で設計した道路や宅地などは、実際に施工されてはじめてまちの一部になります。これまで、自分が設計した成果が形になりまちの方々に利用していただいた時は、責任と同時にやりがいを感じました。いつか故郷のまちづくりに貢献し、自分が設計したまちに住んでみたいと思っています。
「まちづくりの設計をしてみたい」という意欲のある方や、「まちはどのように形成されるのだろう」と興味を持っている方は、ぜひ一緒に人々の暮らしを支えるまちづくりを実現しましょう!

2021年入社

守田 賢司Morita Kenji

空間デザイン部 ランドスケープ課
理工学部 社会基盤デザイン工学科出身

自分の設計した公園が形になった時、社会貢献をしている実感が湧いてきます。

主担当として公園の改修設計を行う

私が現在担当しているのは、陸上競技場と公園が一体となった古い公園の改修設計です。主担当として業務を主体的に進める立場なので、発注者(お客様)と密に連絡を取りながら、課題を解決できるプランを日々提案しています。空間デザイン分野が扱う公園は、「憩いの場」として多くの方が使う公共空間です。そのため、自分の設計したものが形になり、利用されている様子を見ると、社会貢献をしている実感が湧いてきます。反面、他の公共施設に比べて多種多様な人が利用する場所なので、万人が使いやすい公共のデザインを考えるのは難しく、奥深さを感じる部分です。必要とされる知識はとても多いですが、焦らずに日々新しいことを覚えることを意識しています。「昨日より今日の自分はできることが増えている」と思えるよう、地道に成長を続けたいと思っています。

ランドスケープを通して社会に貢献したい

ランドスケープを手がけている会社は多くありますが、当社のようにまちづくりにもランドスケープにも力を入れている会社は多くありません。公園で感じられる憩いをまち全体に反映させ、まち全体を過ごしやすい場所にすることをめざし、まちづくりとランドスケープの双方に強みを持つ当社に入社しました。計画・設計などを幅広く手がけて一からまちづくりに関われることも、当社を志望した理由です。
私が空間デザイン分野でめざしているのは、公園のような憩いの空間をまちの中にもっと落とし込んで過ごしやすく、楽しいと思えるまちを作ることです。世の中でもっとも多くの人が使う施設や空間を作るのが私たちの仕事です。この仕事を通して多くの人に影響を与え、まちを使う人の習慣や行動を変え、暮らしやすい世の中を作ることに貢献したいと思っています。

2021年入社

丹下 まさみTange Masami

空間デザイン部 開発設計課
工学部 建築学科出身

道路、整地、排水などの設計を行い、
土地区画整理事業を推進しています。

一歩先を考えられる技術者をめざす

現在、私が携わっているのは、土地区画整理事業における道路、整地、排水などの設計です。土地区画整理事業は、調査、計画、設計、施工管理など多くの部署が業務に関わり、工程が詳細に決められているため、一つの遅れが全体の工程に大きく影響するプレッシャーがあります。その一方で、自分の計画したものが形になり、住民の方の生活の基盤になることにやりがいを感じています。まだ自分が設計を担当した業務が完成まで至った経験はないので、実際に利用されている様子を見るのが一番の楽しみです。
仕事をする上で私が大切にしているのは、幅広い知識を蓄積することです。設計を行うために必要な地質や測量等の調査についての知識を学ぶほか、公園での土地利用を考えた造成計画など、その後の効率化や有効利用を考えながら、多方面の視点で設計を行っています。今はまだ上司の判断を仰ぐことが多いですが、幅広い知識を活かして一歩先を考えられる技術者をめざしています。

同期の仲間と一緒にまちをつくりたい

私が日本工営都市空間に入社した理由は、地元の愛知県を中心にまちづくりの仕事ができることに魅力を感じたからです。また、インターンシップに行った際、若手社員が活発に活動している様子や風通しの良さを感じたことも、入社の決め手になりました。
日本工営都市空間の一員として私がいつか実現したいのは、同期のメンバーと一緒にひとつのまちを完成させることです。計画を立てる部署、測量や地質調査をする部署、橋梁を計画する部署など、これまで一緒に頑張ってきた仲間と一緒に一つのまちをつくり、完成したところをみんなで見てみたいと思っています。
就職活動中の皆さんにおすすめしたいのは、5年後、10年後、そしてその先のことを想像して就職活動をすることです。「めざす自分になるためにどうするべきか」という視点を、会社選びに取り入れていただければと思います。