BUSINESS INTRODUCTION職種・分野紹介

用地補償

公共事業で土地を買い取る際の、
用地補償に関する業務を行っています。

希少価値の高い技術を活かす仕事

道路やダムの建設、区画整理事業など新たな公共事業が計画されるエリアでは、対象となる土地を買い取るなどの手続きが必要となります。広い道路や公園が計画された際は、道路が拡幅される沿線や計画エリアに居住する住民の方々にも移転をお願いしなければなりません。住民の方々に移転していただく際、その現地に出向いて建物などの調査を行ったり、移転に必要な補償額を算定したり、住民の方々に補償の内容を説明して承諾を得たりするのが、用地補償の仕事です。当社の中では調査分野と位置付けられ、ID&Eホールディングスの中でも専門性の高い部署だといえます。希少価値の高い技術を培うことができる仕事です。

幅広い知識を活かして活躍する醍醐味

用地補償は、補償コンサルタントという専門性の高い分野の仕事です。公共事業に関わることが多いため、土木の知識や建築の知識(建物などの現地調査が多いため)、不動産を扱うための宅建の知識、店舗などの営業調査に必要な簿記・会計の知識など、幅広い知識が求められます。また、土地の鑑定に関する知識や法律の知識、語学のスキルも、この分野で役立つ能力です。もちろん、初めからすべての知識を身につけている人はいないので、日々の業務を通して知識と技術を習得していくことになります。幅広い知識と経験を積み重ねて実務の場で力を発揮することが、この分野のやりがいだといえます。

staff

先輩社員からのメッセージ

MESSAGE

2021年入社

宮本 竜希Miyamoto Tatsuki

東京本社 総合調査部所属
理工学部 環境創造学科出身

地域の方々に寄り添っていける
補償コンサルタントをめざしています。

最前線に立って人と関わる仕事

私たちの部署で手がける仕事を大きく分けると、国交省などが行う道路、ダム、橋などの建設にかかる事業と、市町村などが行う街づくりの区画整理・再開発事業の2種類になります。その中で私が主に担当しているのは、後者の仕事です。現地調査では、住民の方々とのコミュニケーションを大切にしながら、先輩方と一緒に事業の諸条件を把握しに行きます。最前線に立って人と関わるため常に慎重な姿勢が求められますが、感謝の言葉をかけていただけることも多く、それが励みになっています。その他にうれしさを感じるのが、立木の調査を通して今まで知らなかった木の名前が分かるようになることです。建物や土地についての幅広い知識が身につくので学びが多く、「とても貴重な経験をしているな」と実感できます。

まちづくりの最初の土台を形成する

私が仕事をする上で大切にしているのは、高いモチベーションを維持することです。積極的に学ぶ姿勢を持ち、モチベーションを維持することで、高いパフォーマンスを発揮できると考えています。そのためにはプライベートを大切にし、自分の時間を充実させることも重要です。楽しみがあれば仕事に向き合うモチベーションにもなり、仕事にも身が入ると思っています。
今後めざしていきたいのは、まちづくりの最初の土台を形成する用地補償部で、地域の人が寄り添いやすい補償コンサルタントになることです。また、当社ではDX(Digital Transformation)推進もしており、時代の流れに沿った働き方の提案や発信にも力を注ぎたいと思っています。風通しの良い環境で楽しみながら地域住民に寄り添ったまちづくりを実現していける会社です。