BUSINESS INTRODUCTION職種・分野紹介

防災・地質

「災害時に強いまちづくり」と
社会資本整備の向上に取り組んでいます。

地盤に関する社会資本整備を支える仕事

防災・地質の分野では、地盤に関する幅広い社会資本整備に必要な技術をコンサルティングしています。道路や橋などの構造物を建造するうえで必要不可欠な、地形・地質・地盤情報を把握するための調査を行い、地盤に関する問題点・課題を解決します。また、地震や土砂崩れなどの自然災害時に被害を最小限に抑えるための危険区域の設定やハザードマップの作成、大規模造成地変動予測調査や砂防施設点検業務など、幅広い面から災害に強いまちづくりをめざしています。

「ジオドクター」としての重要な役割

自然災害の多い日本において、人々が安心して生活できるようにすることが、防災・地質部門の役割です。災害に強いまちづくりと社会資本整備の質的向上をめざし、地域に寄与できることがやりがいだといえます。さまざまな面から地盤を診断する「ジオドクター」としての役割を果たしており、地質・地盤工学、地下水関係の専門知識を持っている技術者が活躍できる分野です。

staff

先輩社員からのメッセージ

MESSAGE

2015年入社

林 裕二Hayashi Yuji

地球環境部 地盤環境課
理工学部 環境創造学科出身

地域の地形・地質・地盤情報を把握し、適切な対策を施す仕事です。

ハード・ソフトの両面から防災力向上をサポート

地盤を診断するジオドクターとして、地域の地形・地質・地盤情報を正確に把握・診断し、適切な処方箋(対策)を施すことが私たちの仕事です。また、地盤や土砂災害などに対する被害想定やその対策、ハザードマップの作成、防災計画の策定まで、ハード・ソフトの両面から防災力向上を総合的にサポートしています。
地盤調査や水文調査、軟弱地盤解析、土壌汚染関係など領域が多岐にわたる中、特に専門の分野を設けず幅広い内容の業務を行うのが私の仕事の特徴です。多様な知見から地盤にアプローチすることにより、地盤に潜むリスクを判断することができます。

コンサルタントとしての自覚を持つ

設計や都市整備、まちづくりの部署など多岐にわたる部署と一緒に仕事をする機会が多い仕事です。対象となる構造物が変わるごとに設計に必要な地盤の情報も異なるため、多くの知識を習得する必要があります。そこに、私たちの仕事の奥深さがあるといえます。
この仕事をする上で私が意識しているのは、「自分たちはコンサルタントなんだ」という自覚を持つことです。私たちは技術職でありながらコンサルタントでもあるので、お客様(発注者)の指示通りに仕事をこなすだけではなく、コンサルタントとして技術的な助言や付加価値を提供する必要があると思っています。私の部署は調査業務が中心ですが、設計部署との連携によって付加価値を提供したいと考えています。社内の各分野に同期社員がいるので、いつか同期メンバーで協力してどこかのまちのプロデュースができたらと思っています。