BUSINESS INTRODUCTION職種・分野紹介

市街地開発・開発設計

土地区画整理事業を中心に、
ハード面からまちづくりを行っています。

土地区画整理事業の設立から結了までを推進

都市整備分野では、土地区画整理事業を中心としたまちづくりを行っています。「まちづくり」とひと口に言っても、新たな市街地の形成や既成市街地の再編、大規模跡地の土地利用転換など、その内容はさまざまです。当社では、都市整備部の4つの課(計画から事業運営まで、分野は多岐にわたります)を中心に、発注者の要望に沿える手法の提案や事業運営を実施。地権者および行政のニーズに合ったまちづくりを行っています。豊富な実績にもとづくノウハウを活かし、事業全体の工程を補完しながら、土地区画整理事業の設立から結了までを一つの会社で推進できることが、当社の強みです。

地権者との信頼関係を構築する

土地区画整理事業は、従前の土地に対する減歩や建物等移転が伴い、地権者の財産に影響が及ぶ事業であるため、事業を進める際に地権者の協力が不可欠です。そのため、土地区画整理法や民法などの法的要件を熟知した上で提案や説明を行い、地権者と信頼関係を構築することが重要になります。自らコミュニケーションをこまめに取ることで発注者や地権者の要望を理解し、社内の仲間と協議しながら最善策を見いだすことが、やりがいにつながります。

staff

先輩社員からのメッセージ

MESSAGE

2022年入社

杉本 真菜Sugimoto Mana

環境都市工学科出身

地権者から一番距離が近い部署で、
事業の課題解決に取り組んでいます。

地権者の要望を聞き、解決策を見いだす

私の所属する事業運営課では、土地区画整理事業全体の工程管理や事務支援を行っています。地区の課題点を見つけ、情報発信を行い、関連部署と連携しながら対応策を考えることが私たちの仕事です。地権者から一番距離が近い部署であるため、地権者の要望を聞き、それに応えられるように行動を移すことが重要になります。課題が解決して現場の変化を実感できた時や、地権者から感謝の言葉をもらった時は、やりがいを感じます。
私が仕事をする上で大切にしているのは、広い視野を持つことです。担当業務は土地区画整理事業全体の工程管理を行うため、見通しを持って行動することが重要になります。事業進捗に遅れが生じている時は原因を追究し、関係部署と連携して解決にあたります。また、地権者の要望に耳を傾け、解決策を見いだすことも重要です。要望や課題点にいち早く気づけるような広い視野を持つことを大切にしています。

最前線でまちづくりに関わりたい

岐阜県出身の私は就職活動の際、地元である東海地方のまちづくりに携わりたいと思いました。さまざまな企業の説明を聞く中で興味を持ったのが、資金や土地評価の均衡を保ちながら、道路などの公共施設の整備を進める「土地区画整理」というまちづくりの手法です。土地区画整理事業の実績が豊富で、東海地区でまちづくりの最前線に関わることができることに魅力を感じ、日本工営都市空間への入社を決意しました。
当社の環境を活かして今後実現したいのは、一つの地区の設立から結了までに携わることです。土地区画整理事業は10年単位の長期的な事業になります。地区の課題を一つずつ解決しながら事業を進め、設計図通りに整備されたまちを見ることが、私の目標です。そのために今は、「自分がどのように事業の役に立てるのか」を考え、与えられた役割を考えながら、土地区画整理事業の経験を多く積めるよう努力しています。

2021年入社

丹下 まさみTange Masami

工学部 建築学科出身

道路、整地、排水などの設計を行い、土地区画整理事業を推進しています。

一歩先を考えられる技術者をめざす

現在、私が携わっているのは、土地区画整理事業における道路、整地、排水などの設計です。土地区画整理事業は、調査、計画、設計、施工管理など多くの部署が業務に関わり、工程が詳細に決められているため、一つの遅れが全体の工程に大きく影響するプレッシャーがあります。その一方で、自分の計画したものが形になり、住民の方の生活の基盤になることにやりがいを感じています。まだ自分が設計を担当した業務が完成まで至った経験はないので、実際に利用されている様子を見るのが一番の楽しみです。
仕事をする上で私が大切にしているのは、幅広い知識を蓄積することです。設計を行うために必要な地質や測量等の調査についての知識を学ぶほか、公園での土地利用を考えた造成計画など、その後の効率化や有効利用を考えながら、多方面の視点で設計を行っています。今はまだ上司の判断を仰ぐことが多いですが、幅広い知識を活かして一歩先を考えられる技術者をめざしています。

同期の仲間と一緒にまちをつくりたい

私が日本工営都市空間に入社した理由は、地元の愛知県を中心にまちづくりの仕事ができることに魅力を感じたからです。また、インターンシップに行った際、若手社員が活発に活動している様子や風通しの良さを感じたことも、入社の決め手になりました。
日本工営都市空間の一員として私がいつか実現したいのは、同期のメンバーと一緒にひとつのまちを完成させることです。計画を立てる部署、測量や地質調査をする部署、橋梁を計画する部署など、これまで一緒に頑張ってきた仲間と一緒に一つのまちをつくり、完成したところをみんなで見てみたいと思っています。
就職活動中の皆さんにおすすめしたいのは、5年後、10年後、そしてその先のことを想像して就職活動をすることです。「めざす自分になるためにどうするべきか」という視点を、会社選びに取り入れていただければと思います。