BUSINESS INTRODUCTION職種・分野紹介

地理空間情報

「地理空間情報」を総合的に扱い、
社会資本整備に貢献しています。

測量技術を活かした技術追求

社会資本整備に必要な、計画および防災・減災、災害対応などに広く利用される、「地理空間情報」を総合的に扱っています。地理空間情報とは、「空間上の特定の地点または区域の位置を示す情報」と定義されているもので、カーナビやGoogleマップの位置情報・地図などが一般的な例になります。当社では、地理空間情報をGNSS(GPS)測量や地上レーザ計測、UAV(ドローン)による三次元測量、空中写真などによって、地上測量や空中写真測量技術を使って取得し、地上と空間のデータを合成・処理・解析し、公共事業などに必要な基礎資料や地図、三次元データの作成を行っています。今まで培った測量技術の蓄積と実績を活かし、社会に貢献しています。

入社後の教育環境が整っています

地理空間情報を扱う分野は、基礎資料・基礎的地図の作成だけでなく、都市・地域開発、土地利用、社会基盤整備、防災・減災、環境対策など、会社内のすべての分野と連携して業務を行っています。必要とされる調査に幅広く対応できることが強みです。
そうしたスキルと専門性を備えた人材を育成するために、入社後に初歩的な技術から専門技術まで実践形式で教育を行っているほか、専門資格の取得支援も行っています。測量やGISに関する知識がない人でも、業務に携わるためのはじめの一歩を踏み出しやすいことが特徴です。向上心がある人が存分に活躍できる環境があります。

staff

先輩社員からのメッセージ

MESSAGE

2019年入社

杉山 智美Sugiyama Tomomi

地理空間情報部 空間情報課
文学部人文学科日本文学研究学域日本文学専攻出身

文系出身で最初は不安でしたが、
技術者として一歩ずつ成長
しています。

「地図を作る仕事」に興味を持って入社

文系出身の私は就職活動の際、営業職や不動産、メーカー、小売業など、文系向けの職種を多く見ました。4年次の7月頃から探し始めたのが、理系分野の会社です。そんな中で興味を持ったのが当社で、採用サイトの「地図を作る仕事」という部署紹介に惹かれました。また、文系出身の私にとって大きかったのは、「基礎知識がなくても一から教育する」と説明してもらったことです。その言葉が決め手となり、当社に入社しました。
入社後、空間情報課で私が経験してきたのは、ため池の氾濫ハザードマップや河川の洪水ハザードマップを作成する業務、砂防関係の業務などです。毎日何らかの地図を作成したり、その地図に重ねる地理情報を調査・解析したりしています。最初は知識がなく不安でいっぱいでしたが、上司や先輩方に教わるうちに着実に技術が身についてきました。

仕事とライフイベントの両立をめざしたい

10年後、20年後に自分がどのような技術者になりたいかと、あれこれ考えている最中です。特に女性の場合は今後のキャリアプランを考えると、仕事にライフイベントが影響する可能性があります。
私の長期的な目標は、今後のライフイベントと仕事を両立させてキャリアを形成し、定年までバリバリ働くこと! 当社は産休・育休・時短勤務はもちろんのこと、男女問わず家庭との両立を図りながら長く活躍できる環境や制度づくりが進み、年々職場環境が良くなっていると感じます。また、当社には「女性技術者の会」という会があり、組織や年代の垣根を超えて情報交換や意見交換をしたり、働き方について相談したりできます。この環境を生かして仕事に力を注ぎ、今後も技術者として成長していきたいと思っています。