国土保全 防衛基盤整備

日本工営の防衛基盤整備事業分野は、防衛省から案件を受託するパートナーとして、国民の安全・安心を確保するための日本の防衛力強化に向けた案件を複数手掛けています。国家的プロジェクトを含むあらゆる自衛隊基地および米軍基地を構成する施設整備の事業に対し、事業推進における計画、調査、設計、施工監理、CM(Construction Management)/PM(Project Management)の各段階で一貫して携わっています。

主な技術サービス

主に自衛隊基地の施設整備関連、在日米軍再編に係る施設整備関連、基地周辺の環境整備関連のコンサルティングサービスを行っています。
基地を構成する施設として、我々が携わる整備対象構造物は以下のとおり多岐に亘ります。様々な建設技術を集約しての施設整備であることから、業務の推進においては、社内・社外の専門技術分野との密な連携の下、これらをマネジメントし取りまとめることで顧客に高品質な成果品を提供していきます。

滑走路、誘導路、駐機場

護岸、岸壁、防潮堤

道路、橋梁、擁壁

雨水排水路、防災調整池

給水(貯水層、管路)
汚水(処理場、管路)

燃料タンク、弾薬庫 ほか

主な事業実績

国名 日本
発注者 防衛省
プロジェクト名 普天間飛行場移設事業(埋立事業)
実施期間 2004年~継続中
プロジェクト内容 本事業は、宜野湾市の住宅密集地に位置し世界一危険と称される米軍普天間飛行場を撤去し日本に返還するため、基地機能の一部を名護市辺野古地区に移転することを目的とした、既存の米軍キャンプ・シュワブ施設再編を含む国家施策に基づく超ビッグプロジェクトである。
主なプロジェクト内容としては、海洋構造物整備(埋立護岸、岸壁)水理構造物整備(河川改修、既存ダム改修)、空港施設整備、道路施設整備、法面対策工、雨水・配水・汚水施設整備、燃料施設整備、火薬庫整備ほか基地機能維持に係るすべての代替施設整備である。
日本工営の業務 当社は、平成16年の環境調査、地質調査を端緒とし、その後、令和5年に至る現在まで、継続的に上記の施設整備に関する調査、設計、施工監理、CM/PMを行ってきた。その間、防衛基盤整備事業分野を中心として社内10部署を超える技術分野連携の下、事業推進のマネジメントを行ってきたとともに、社外10社を超える建設コンサルタントとのJVを組成し、困難かつ膨大な業務をJVメインとして推進してきた。
国名 日本
発注者 防衛省
プロジェクト名 横瀬貯油所LCAC施設整備事業
実施期間 2004年1月~2013年3月
プロジェクト内容 本事業は、長崎県西海市に位置する既存の米軍横瀬貯油所湾内を埋め立て、水陸両用上陸用舟艇:LCAC(Landing Claft Air Cushion)のための駐機場ならびに格納庫ほか施設を整備したものである。
主なプロジェクトの内容としては、海洋構造物整備(埋立護岸、杭式桟橋、浮桟橋、斜路)、駐機場コンクリート舗装、海底地盤改良、法面対策工、雨水・配水・汚水施設整備であり、併せて、長崎県環境影響評価条例に基づく環境調査ならびにアセスメントを実施した。
日本工営の業務 当社は、平成16年に開始された環境調査、地質調査を端緒とし、その後、平成25年の工事竣工に至るまで、継続的に上記の施設整備に関する調査(環境、測量、土質)と上記すべての設計ならびにおよそ7年に及ぶ施工監理を行った。
当社は防衛基盤整備事業分野を中心として、環境、地盤、地質、上下水、港湾、防災ほか技術分野と連携の下、事業推進のマネジメントを行った。
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