プロジェクト挑戦記測量技術とコンサルティング技術を一体化、さらなる付加価値を創造する
~維持管理、環境、防災など、新たな時代のニーズに応えるために~

(当社広報誌「こうえい」2011年 冬号より)


「測量」は私たちの暮らしとは切っても切り離せないものです。 その概念は、農耕文明が始まり農耕地の境界を定める必要性が生じたものが起源と考えられています。 たとえば、古代エジプトにおいては毎年のナイル川の氾濫が治まると、流域の農耕地を測り直していました。 測量技術はこうして発達してきたといわれています。

300人を超える測量士とコンサルティングを行う技術者が連携し、お客さまのニーズに応える

NHK教育で放映中の「あしたをつかめ平成若者仕事図鑑」が当社グループ会社の玉野総合コンサルタントの測量士にスポットをあて、その仕事の様子が2010年10月15日に放映されました
NHK教育で放映中の「あしたをつかめ平成若者仕事図鑑」が当社グループ会社の玉野総合コンサルタントの測量士にスポットをあて、その仕事の様子が2010年10月15日に放映されました

日本で「測量」とは、「土地の測量をいい、地図の調整および測量写真の撮影を含むものとする」と、測量法の中で規定されています。「測量士」と呼ばれる法で定められた資格を有する技術者が、測量機器を使い地表面の位置や高さなどを定める行為です。
測量技術・データは、国土地図の作成や、当社グループの中核事業である社会基盤の設計に用いられるほか、常に動き続ける地殻の変動状況をモニタリングして、防災対策に活用するなど、私たちの安全・安心な暮らしのために不可欠なものとなっています。
当社グループの測量業務の歴史は60年余におよび、現在は300人を超える測量士が活躍しています。測量士は全国のあらゆる地域でコンサルティングを行う技術者と連携し、まちづくり、道路、河川、防災、環境などさまざまな分野で計画策定から整備・維持管理まで、すべての事業ステージでお客さまが抱える課題やニーズに応えています。

測量データの高度利用で新たなコンサルティングサービスを生み出す

これまでに培った測量技術とコンサルティング技術の連係により、測量データを高度に利用してお客さまが抱えるさまざまな課題に対して、最適な解決策を提供します
これまでに培った測量技術とコンサルティング技術の連係により、測量データを高度に利用してお客さまが抱えるさまざまな課題に対して、最適な解決策を提供します

現在、国は統一規格による全国的なデジタル地図の整備を行っており、今後はそのデータの活用が期待されています。
当社グループは、測量とデジタル地図の作成業務に加えて、コンサルティング技術を活かし、そのデータを高度に利用し、時代のニーズにマッチした付加価値の創造に力を入れています。
例えば、GIS(地理情報システム)と呼ばれるコンピューター上で、デジタル地図と文字や数字、画像などの情報を結びつけ、その情報を用いた分析や結果を分かりやすく地図で表現するツールの活用です。
上下水道、道路・橋梁、ガス管、街路灯など様々な公共施設データをGISに組み込むことで、これまで紙地図を台帳として施設ごとに管理していた煩雑な作業の効率化を図ったり、老朽化が進む施設の延命対策の検討などに活用しています。
また地域で懸念される災害の被災シミュレーションを行い、対策や効果を一般の市民にも分かりやすく伝え、災害に強いまちづくりを支援する仕組みを構築するなど、測量データに価値を加えたコンサルティングサービスの提供に努めています。

今回ご紹介した技術・サービスは、今後インフラ整備需要が旺盛な海外市場での活用も期待されています。日本工営グループは、長年にわたり業務で積み重ねてきた経験や、研究・開発に基づく高度な技術を世界に還元し、人々が生き生きと暮らすことができる豊かな社会づくりに貢献していきます。

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