事業の紹介

省エネルギー技術で多店舗経営をサポート


省エネルギー技術で多店舗経営をサポート -ESCO(エスコ)事業に対する取り組み-
(当社広報誌「こうえい」2006年 夏号より)

「ESCO」という言葉をご存知でしょうか?Energy Service Companyの略で、工場やビルなど電力を多く消費する施設の省エネルギー対策を包括的に支援するサービスをいいます。当社では電力事業を通じて蓄積し たノウハウを活用して、ESCO事業への展開を進めています。今号では、多くの店舗を運営する流通チェーン店を対象とした当社のESCO事業をご紹介しま す。


ある調査によると、人類は過去125年間で1兆バレル(およそ159兆リットル)の石 油を消費していますが、現在のペースで消費量が増加すると、今後30年間でさらに1兆バレルの石油が必要になるといわれています。世界的な石油不足は、化 石燃料を使用する電力の価格にも影響しており、店舗や事業所を数多く抱える企業では電力支出が経営を圧迫し始めています。また、近年世界的に注目されてい る地球温暖化対策としても、省エネルギーによって化石燃料の使用を抑制しようという動きが広がっています。

ESOO事業の仕組み


日本工営は、オリックス株式会社(東京都港区・藤木保彦社長)との共同出資により、株式会社フレクセス(東 京都千代田区 徳永雅英社長)を設立し、省エネルギー対策事業に進出しています。同社ではESCOの新しい サービス「たてんぽくん」を本格展開し、家電量販店や食品スーパーなど大規模なチェーン店網を持つ流通業者向けに省エネルギー対策を一括代行する サービスを始めました。

「たてんぽくん」は、店舗の照明、空調機器、冷凍機器などに監視・制御用の情報端末を設置し、電気機器の稼動状況や電力使用量、店舗内外の温 度などの情報を収集するとともに最適な省エネ運転を実現します。顧客はインターネットを通じて収集した情報を機器ごと、店舗ごとなどさまざまな角度から検 証し、店舗管理に役立てることができます。また、電力設備の専門家が、収集した情報を調査・分析し、顧客に対してより効率的な運用改善コンサルティングや 最適な電力契約を締結するためのサポートも行うことができます。

激しい競争環境におかれている流通業界では、顧客の利便性を向上するために営業時間を延長するなど電力使用量が高まる傾向 にあります。現在、流通業者の売上高に占める電力料金の割合は2~3%程度と大きなコスト要因になっていますが、「たてんぽくん」の導入によって10%前 後のコスト削減効果が期待できるため、今後流通業者からの引き合いが増すものと期待されます。

顧客企業の課題を解決しつつ地球環境へも配慮する。当社が蓄積したノウハウが生み出した新しいビジネスソリューションで す。



「たてんぽくん」の仕組み

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